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【第4回日本リンパ浮腫学会総会開催にあたって】
日本リンパ浮腫学会は、平成28年2月の設立から4年目を迎えた2020年3月にさいたま新都心を会場とし、「リンパ浮腫と生活再建 ―診断・治療・指導―」のテーマにて開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で急遽延期を決断しました。この度、約1年遅れとなりますが、2021年3月28日(日)にオンラインにて開催することが決定しました。オンラインによる新しい形のものを提供すべく、鋭意努力をしているところです。
私は、今から50年前に理学療法士になり、リハビリテーション医療の一翼を担ってきました。リハビリテーション医療の目的はあらゆる患者や障害者を社会復帰させることにあります。言葉を代えれば、今回のテーマである「生活再建」となります。最近では女性の乳がんは急増し、子宮体がんや卵巣がんも増加傾向にあります。リンパ浮腫はこれらの外科手術治療の後遺症として発症します。すべての方が発症するものではありませんが、リンパ浮腫は生活障害に繋がり、そしてその生活障害は体力低下や意欲低下につながっていきます。リンパ浮腫を予防し、万が一発症してもできる限り早期に回復させることが求められます。
様々な職種、そして多くの方々のご参加をお持ちしています。