第57回日本理学療法学術研修大会inとやま

オンラインプログラム


7月9日(

12:30 開会式

13:30 セミナー開始(13:00入室開始)

セッション1(テーマをクリックで抄録が表示されます)

・腰痛に対する理学療法を学ぶ
講師:成田崇矢 先生
所属:桐蔭横浜大学 スポーツ健康政策部 スポーツテクノロジー科
「腰痛に対する理学療法を学ぶ」では、腰痛患者に対する現在の医療、理学療法の現状を総論として、解説したの後、腰部疾患に対する私が考える以下のコンセプトを解説致します。 ①発痛部位の特定から構造的(組織学的)推論、②原因組織に加わるメカニカルストレスを推定し、筋機能、関節機能、神経機能の評価から疼痛増強因子の特定し、力学的推論を行うこと、③機能不全に対して、運動療法を提供すること、④運動を行う事で痛みが軽減する成功体験を患者自身が感じること、⑤患者自身が痛みのマネージメントが出来るようになること。オンラインですので、症例を提示しながら行っていきます。 翌日から臨床現場で活用できるようなセミナーを企画しています。また、皆様と日本の医療、理学療法の未来を考える機会になればと思っています。 皆様のご参加お待ちしています。詳細はこちら
・生活期・終末期理学療法を学ぶ
講師: 正木健一 先生
所属: 株式会社ヌーベルバーグ介護ショップ蓮

「生活期・終末期理学療法を学ぶ」では私が行っている福祉用具の供給場面で、活動と参加に影響を及ぼす臥位・座位・立位の姿勢、起居・移乗・移動の動作における課題について、理学療法プログラムとしての福祉用具の選定と適合をご紹介します。単に不足を補う補助用具としてだけではなく、また『最新機能やハイスペック』といったまぶしいキャッチコピーに惑わされることなく、我々の手の代わりに支え、促し、制御するには何を評価しどのように活用するかについて、明日から使える目と手を学ぶ機会にしたいと考えています。

 今回のセミナーは以下の3部構成で進めていきたいと思います。皆様のご参加お待ちしています。

① 臥位姿勢:寝ている姿勢(ポジショニング)、寝た姿勢での動き、起き上がりなど移乗に向けた準備

② 移乗:能力を活かす、安全の保障、動作の自立、介助負担の軽減について、ベッド周り、移乗用ボード、リフトの活用

③ 座位姿勢:座るということ(シーティング)の考え方から適合のポイント

詳細はこちら
・臨床研究を学ぶ
講師: 久保田雅史  先生
所属:
金沢大学
講師: 椿淳宏 先生
所属:
新潟医療福祉大学
講師: 牧迫飛雄馬 先生
所属:
鹿児島大学
「臨床研究を学ぶ」は、臨床研究未経験者、臨床研究行ってみたいけどどうしたらよいかわからない方、実際に臨床研究トライしてみたがうまくいかなかった方、学会発表まではなんとか辿り着いたけどこの後どうしたらよいのだろう?と思っている方にぜひ参加していただきたい講演です。内容は、研究テーマの見つけ方、疑問の形式化、文献検索の方法、文献の読み方・捉え方、倫理審査書類の記載方法、データの収集方法、データ管理、統計手法まで、臨床研究を行う上で知っておきたい最低限の知識と技術を一通り学ぶことができます。実は、臨床研究をうまく遂行するためには、データ収集を実際に開始するまでの準備が重要となります。今回はひとつの臨床研究デザインを構築する過程を軸に、どのようなことを考え、準備するのが良いかを具体的にわかりやすくお伝えします。また、統計が苦手と思っている方にも、フリーソフトを用いた実践的な方法を紹介します。講演後には講師と双方向のコミュニケーションが可能ですので、なんとなく抱えていた臨床研究に関するモヤモヤをぜひ一緒に解消しましょう!皆様のご参加をお待ちしています。詳細はこちら
・理学療法管理を学ぶ
講師: 林里都子 先生
所属: 愛知県看護協会
実践者として、医療・教育・介護という環境に長年勤務し、人々(患者側・医療者側等)のコンフリクトに向き合ってきました。そのなかで辿り着いた解決への手掛かりはメディエーション理論と技法でした。多くの理学療法士の方々の葛藤にも向き合い、メディエーション理論と技法によって元気に臨床に戻っていく現象も生じました。 今回の研修においては、「感情を有する人々」に、どのように向き合い、寄り添い、その素晴らしい専門性を高めるかを伝承していきます。つまり、各先生方から習得した、理学療法に関する技術・知識を、具体的にどのように臨床の場で提供していくかの方法論となります。理学療法士の方々にとって自分自身の役に立つスキルと考えます。研修内容は以下の研修概要に沿って理論(知識)のための講義と臨床における事例演習動画(スキル)にてお伝えいたします。 〔研修概要〕 1. 医療メディエーション理論と技法に関する基礎知識を知り臨床にて活かす 2. 演習動画を通して各メデイエーションスキルを体感し臨床にて活かす ①対応の信頼獲得スキル(傾聴とは、共感するとは、感情に寄り添う対応とは) ②情報の信頼獲得スキル(人から運び込まれる語りという情報の分析手法とは) ③個の信頼獲得スキル(真摯に向き合うなかで得られる個への信頼とは) 3. 対応・情報・個の信頼を臨床の場に繋ぐとは コンフリクト(紛争・葛藤等)が起こる前の予防的対応としてのメディエーションマインドを日常の臨床に導入すること。 詳細はこちら

16:30 セミナー終了

「伝承部屋」:質問や意見交換(自由参加)

17:30 「伝承部屋」終了

  

7月10日(

9:00 セミナー開始(8:30入室開始)

セッション2(テーマをクリックで抄録が表示されます)

・スポーツ障害に対する理学療法を学ぶ
講師: 蒲田和芳 先生
所属: 株式会社GLAB
「スポーツ障害に対する理学療法を学ぶ」では、外傷や慢性外傷によってスポーツ活動から離脱したアスリートに対する治療法を、症例を通じて学びます。具体的な疾患としては、膝靱帯損傷を取り上げます。病態、一般的な治療方針、手術法、術後の管理、復帰までのプロセス、リスク管理、再発予防までを含みます。翌日から臨床現場で活用できるようなセミナーを企画しています。中でもランニング障害については、以下の流れに沿って座学と実技を混ぜて学んでいただきます。 (1)膝靭帯損傷の病態と症状 (2)基礎知識(解剖、運動学、バイオメカニクス) (3)エビデンス・ガイドライン (4)評価(座学+実技) ①病態評価(疼痛、組織損傷と画像、筋機能、可動域、動作分析) ②アライメント評価 ③マルアライメントの原因因子の評価 (5)治療方針 (6)治療 ①手術療法 ②術後管理 ③対症療法 ④機能的治療(拘縮、アライメント、他動運動、筋機能、動作) 詳細はこちら
・予防理学療法を学ぶ
講師: 大渕修一 先生
所属:
東京都健康長寿医療センター
講師: 小牧隼人 先生
所属:
馬場病院
講師: 江尻愛美 先生
所属:
東京都健康長寿医療センター
「予防理学療法を学ぶ」では、医学の歴史を踏まえて予防理学療法学を考察することから始めます。すなわち疾病回避モデルから、健康生成モデルへのパラダイム・シフトが必要です。健康生成モデルとは、ひとりひとりの持つ能力を十分に活かし、少しでも健康に良い生活習慣を増やしていくことです。一方、超高齢社会では社会の健康帰結が生ではなく死であることも重要です。健康生成を強調すればするほど、老化のプロセスが挫折を感じるものとなってはいけません。高齢期の予防理学療法学は老化との共生を促すものでなければいけません。  コロナ禍で、みなさんと共有できる時間が少なくなってしまいましたが、以下の点を到達目標にしたいと考えています。 ① 医学の歴史における予防理学療法学の位置づけが言える。 ② 予防理学療法学の介入と背景にあるエビデンスが言える。 ③ いくつかの予防理学療法学特有の評価と研究法について言える。 ④ 基本的な行動科学理論と実践が説明できる。 ⑤ 学校現場における予防理学療法の実践を言える。 この講義で学ぶことで、系統的な予防理学療法学を知り、実践のポイントが把握できるようになっていただきたいと考えています。 詳細はこちら
・急性期・回復期理学療法を学ぶ
講師: 藤吉健史 先生
所属:
静岡済生会総合病院
講師: 忽那俊樹 先生
所属:
東京工科大学 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
講師: 安部能成 先生
所属: 埼玉医科大学病院 緩和医療科
 急性期病院では、肺炎・心不全にて高齢者が急激に体動困難となり救急搬送されてくる。そして治療と並行して早期離床が開始され、介助してでも患者を車椅子に乗せようとする。間違いではないが、病態・治療への理解を深めてみてはどうだろう。そうすることで症状に合わせた離床が可能となる。病態・治療への理解は急性期病院以外で働く人にも大切なことである。高齢の重症肺炎・心不全患者は 回復に時間がかかるため、酸素投与下で後方病院等に転院することも多い。そこでも病態・治療を意識して離床することで、再増悪までの期間が延長され、症状が緩和され、生活の質をより高めることが期待できる。また現実的な goal 設定も可能となり、患者・家族・スタッフへの指導も明確となる。本講義では「水」を key word として、肺炎・心不全の病態・治療と包括的運動療法(生活指導)の関係を 紐解きたい。また講師の臨床経験に基づく包括的運動療法を行うために必須なコミュニケーション方法 や学習方法に関しても触れていく予定である。共に学び、些細な疑問を投げかけて講義を磨き上げてくれる皆さんの参加を講師・スタッフ一同楽しみで仕方ない。 詳細はこちら
・理学療法教育を学ぶ
講師: 薄直宏 先生
所属:
東京女子医科大八千代医療センター
講師: 堀本ゆかり 先生
所属:
国際医療福祉大学
講師: 日高正巳 先生
所属:
兵庫医療大学
 「理学療法士のプロフェッショナリズム教育を考える」では、近年、議論が広まっている医療プロフェッショナリズムを基軸に話題提供をしていきます。専門職として社会の要請に応え、公衆の視点に応えうる活動を展開していくためにも、プロフェッショナリズムを備えることが理学療法士にも求められています。今回のセミナーでは、3名の講演を聴講して頂きながら、これからの臨床活動、生涯学習の展開について考えて頂き、一人一人が理学療法士として目指すべきプロフェッショナリズム像を表現できる機会につながればと思います。そのため、次のような視点からの講義を予定しています。 ① 医療プロフェッショナリズム概説 ② 専門職教育に必要な視点 ③ 理学療法士に求められる共感とは何か? ④ 臨床で求められる共感力をどのように教育していくのか ⑤ 卒前教育と卒後教育をつなげるポイント ⑥ 社会の付託に耐えうる人材輩出に向けた臨床教育の役割 詳細はこちら

12:00 セミナー終了

「伝承部屋」:質問や意見交換(自由参加)

13:00 「伝承部屋」終了

 

14:30 セミナー開始(14:00入室開始)

セッション3(テーマをクリックで抄録が表示されます)

・脳卒中に対する理学療法を学ぶ
講師: 大畑光司 先生
所属: 京都大学大学院医学研究科
「脳卒中理学療法を学ぶ」では、2つのパートに分かれて講演を行う予定です。一つ目のパートでは、脳卒中理学療法を考える上で重要な共通理解事項をまとめたいと考えております。機能的再組織化やその特性、様々な介入手法とそのエビデンス、さらに装具などの工夫など、脳卒中理学療法を行う上での共通理解をまとめたいと考えております。二つ目のパートでは富山県理学療法士会の先生方のご助力で、急性期、回復期、生活期の各病期における症例を通して、その評価の考え方や介入の目標など、理学療法プログラムを立案するうえでのポイントを参加者の皆様と考えていきたいと思います。 症例を通して問題点を考えるためには、状況に応じた対応と意思決定が重要になります。このような知識は、一概に机上の知識で得られるものではなく、経験者との対話を通じて形成されるものではないかと考えております。本セミナーにおきましても、皆様との対話の中で、より実りの多いものになるように多数のご参加お待ちしています。 詳細はこちら
・運動器疾患に対する理学療法を学ぶ
講師: 小野志操 先生
所属: なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック
「運動器疾患に対する理学療法を学ぶ」では私が普段臨床で行っている運動器疾患に対しての病態のとらえ方や理学療法プログラムを立案するうえでのポイントを、参加者の皆様に症例検討などを通して学んでいただきたいと思います。本セミナーでは変形性膝関節症と人工膝関節置換術後の症例がどのようにして痛みのない動作を獲得していくかをテーマとして進めていきたいと思います。痛みのない動作を獲得するには痛みの部位と痛みを誘発する動作を正確に評価して、その評価結果から原因を解釈し理学療法を実施していかなくてはなりません。本セミナーではこれらに必要な評価技術を習得するための触診や動作観察、その結果をどのように解釈し理学療法プログラムを立案し運動療法につなげていくか実技を通して学んでいただきたいと思います。翌日から臨床現場で活用できるようなセミナーを企画しています。以下のような流れで進めていきたいと思います。皆様のご参加お待ちしています。 ① 膝関節の機能解剖から考える病態について ② 画像の診方(レントゲン、CT、MRI、エコーなど)と解釈 ③ 理学療法評価のポイント(動画) ④ リーズニング(症例検討) ⑤ 理学療法(動画) ⑥ 質疑応答 詳細はこちら
・内部疾患の理学療法を学ぶ
講師: 高橋哲也 先生
所属:
順天堂大学
講師: 森沢知之 先生
所属:
順天堂大学
講師: 齊藤正和 先生
所属:
順天堂大学
理学療法分野では、患者の高齢化が進み、中枢神経系疾患や運動器疾患に加えて、循環器疾患、呼吸器疾患、腎疾患といった内科系疾患患者が増加しています。それも単一疾患でなく、多疾患を合併する重複障害者が増え、複雑な症状を呈する理学療法対象者は少なくありません。「内部疾患の理学療法を学ぶ」では、心臓疾患、呼吸器疾患、腎臓疾患の各内部疾患の障害像をとらえ、評価から運動負荷量が設定できること、専門性の高い内部疾患の理学療法を理解し臨床で実践できることを目標としています。 1. 各種検査データの解釈 2. 臓器連関について 3. データ解釈に基づく、運動負荷量の設定方法 4. 症例検討 5. 質疑応答 私達が普段から臨床で行っている3つの内部疾患のとらえ方や理学療法プログラムを実践するうえでのポイントを解説したいと思います。「50分×3疾患」というコンパクトにまとまったセミナーから、翌日からの理学療法のヒントが見つかると思います。皆様のご参加お待ちしています。 詳細はこちら

17:30 セミナー終了

「伝承部屋」:質問や意見交換(自由参加)

18:30 「伝承部屋」終了

18:30 閉会式